ma.no.wa(マノワ)


ずっと以前から温めていた ma.no.wa(マノワ)をやっとスタートさせた。
名前の由来は、家族の頭文字をとってつながりを表していて、音の響きがかわいいから。トレードマークのろばは、昔のわたしのニックネームから。ろばの写真を集めてあったので、これもiPad Proで、去年から練習していたMediBang Paintを使ってアイコンを描いた。

ハンドメイドマーケットのminne ミンネで、はじめました。

minne ミンネ

フリンジネックレス¥4800

軽くてストレスなく、わたしも気に入ってつけてます。こころとからだがゆるむように。メンズのモデルは息子がやってくれました。ありがとう。これからゆっくり育てていこうと思ってます。

冷えとり靴下と「繕う」

最近、「繕う」ということが美しさと繋がっていると思うことがある。

以前に、NHKの朝ドラの「あさが来た」で、お姉さん役の宮崎あおいさんやその夫役の柄本佑さんが着ていた野良着が、きれいに見えてしかたなかった。藍色の絣の木綿をつぎはぎにした野良着はアートなワークウェアになっている。ただの修繕ではないそこに美しさがある。わたしの大好きな柄のSOU・SOUの「間がさね」のようにも見えてうれしい発見だった。

陶器の割れた欠片を漆で接着して金で装飾する金継ぎなどもそう。割れる前よりももっと美を追求するような。
沖潤子さんのPUNKにもそんな繕うイメージの強さ美しさがあると思う。

わたしは2009年から冷えとりをしている。冷えとりの方法の一つとして、絹、綿(ウール)、絹、綿(ウール)と靴下を最低4枚以上を重ね履きする。しばらくすると靴下が破れてくる。足の相当する内臓の箇所が関係しているらしく、わたしは、かかとと小指がまず破れてきた。子宮や腎臓が関係しているらしい。ほかにも親指だったり、足の甲だったり。

今はもうしていないけれど、2010年ごろには買っても買っても破れてしまって、苦肉の策でつぎをあてようかと試してみたときの写真がこれ。

今見返してみると結構かわいいな、と思った。

その時のツイッターにはこんなことが書かれていた。

2010年12月21日
絹のソックスが破れた時の対処法。絹のレース糸でカギ針のモチーフ編みを作り、それを穴にあててかがって補修してみました。
2010年12月21日
履いてみた時の感じは、ちょっとキシキシする。雪模様みたいでかわいいから気に入ってます。とりあえず新しいのが買えるまでコレで我慢。。

その時は、苦労して継ぎを当ててもまたすぐに破れてしまうので、あまり効果はなく、すぐにやめてしまった。

改めて継ぎをあてる、繕う、に創作や美の原点を見出してしまう自分がいる。

 

お目汚し失礼します ↓

 

 

 

こんなにびりびりの冷えとり靴下

アトリエを作る-武相荘の春展

以前に行きたいと思っているがまだ行けていないと書いていた武相荘の春展へ3月の初めに行ってきた。

松屋の展示でとても気になって心惹かれていた白洲正子さんの仕事場の文机を、実際の鶴川の家の中で見ることができて感慨深い。薄く開けた窓から裏の山の崖に草が生えているのなどが見えて、執筆の合間にふと顔を上げて一息ついたのかなぁとか想像してみる。本に囲まれた部屋の奥にさらに半間のスペースがあってそこに文机が置いてあって、その狭さがコックピットの中のパイロットのようなそんな雰囲気もあって、私もこんなアトリエが欲しいと憧れている。

今は仕事部屋にも私の机はなく、かといってリビングのこたつでは家族が食事したり、テレビを見たりしていて、広げても作業が中断される。ねこたちもいるので、ちょいちょいいたずらされてしまうだろう。たかが場なのだが、専用の場があるのとないのでは全然違う。日常と切り替えられないのだ。

そんな白洲正子さんの書斎のイメージをもとに、そういえば納戸に結婚祝いにもらった北海道家具の大きな机があったと思い出した。早速ほこりをかぶっていた大きな机を和室に出して、気分は「自分のアトリエ」を作る。実家から持ってきた古いボディも置いてある。ノートパソコンやiPad proも置いて、こまごまとした裁縫道具なども広げられて、そこに座れば作業が始められる。途中で「お昼ごはんまだぁ?」とか言われても、広げたままごはん作りに動けるし、食事した後、再びすぐ始められる。夜はそのまま布団をひいて寝る。

すごくいい!場とか環境ってすごく大事だなと思った。なかなか動かなかった重い腰もやっと上がって物作りへと動き出した。

鶴川日記も読了。

沖潤子 PUNK

刺繍というイメージを覆した沖潤子さんの初の作品集「PUNK」を見た。もっと自由でいいんだ、ともやもやが晴れていくような感じ。十字のモチーフに祈りとか、土から湧き上がる芽のイメージとか、心の奥から湧き上がるものを感じて、ただ見入る。

つぎはぎ、つぎをあてる、繕う、大切な思い。
白に、赤に、インディゴに、ぐるぐると渦巻く刺繍、重ねるピンクやイエロー。
土のようなベージュに草のような緑や黄色。

最後に載っている作品ごとに3~4行の詩のような文章も心に響く。

沖潤子さんのサイトhttps://www.junkooki.com/の中にあるDIARYに石の授業を偶然見つけて、なんだか懐かしくなる。私も小池先生から石の授業を受けた。石にぴっちりとシーチングをかぶせて、立体をとらえて、展開してパターンをとる。まわりにもっとすごい才能を目の当たりにして、比べたり、落ち込んだり、自分ももっと表現したいと、そんなことを繰り返し、ざわざわしていた若い頃の自分を思い出す。

子供も成人し子育てが終わって、また何か自分が手仕事をしたい、表現したいという思いがむくむくとわいてきているのを感じた。

PUNK

世界中から注文が殺到する刺繍アーティスト・沖潤子の初作品集『PUNK』

ネコと暮らして考えた ネコと暮らす人たちの話し 沖潤子 刺繍アーティスト